Roid Labです。
情報収集することで逆にカモられてしまうという
心理学を逆手に取った詐欺みたいな手法があることをご存知ですか?
自分は情弱と違って、情報収集もしっかりできてる
と思っている人こそ危険だったりします。
その手グチと見極める方法を解説していきます。
検索システムのロジック
あなたが普段ネットで調べ物をするときは、どうやって調べますか?
・Twitterで調べる
・インスタで調べる
・ググる
などなど
今の10代、20代なんかはまずTwitterやインスタでハッシュタグや検索でまず調べ物をします。
30代以上になるとGoogleやYahooで検索をするのではないでしょうか?
そして検索結果の1ページ目を見るという人が大多数です。
Googleのアルゴリズムが、検索した答えがこれじゃないか?というものを上位に表示します。
そのため検索結果1ページ目の上位に表示させるために、皆凌ぎを削っています。
上位に表示させることをSEOというのですが、どういうものが上位に表示されやすいのかというのはGoogleから明示されています。
超簡単に言うと
・アクセスがある
・検索ワードに対しての答えがある
などです
Roid Labで検索すればこのブログが上位に表示されますし
企業名やサービス名、商品名などがあればその提供者のサイトは基本的に上位に表示されます。
ざっくりとそういう仕組みだと思っといてもらえればと思います。
批判ブログの手グチ
あなたが、とあるFXの自動売買システムで気になるものを見つけたとしましょう。
(情報商材でもスクールとかでも同じです)
本当に稼げるのかな?
詐欺じゃないのかな?
騙されないために調べよう!
となる人がいます。
きちんと自分で情報を精査しようとしてるので、すごく立派ですし、こういう人は自分を情弱とは思ってないと思います。
ですがここに周到なワナが仕掛けられています。
SNSで「パーフェクトインカム」というEAの広告が流れてきました。
Googleで調べてみると、検索結果上位に表示されているのがシステム提供者ですね。
お金を掛けて広告を出しているのでアクセスが集まります。
パーフェクトインカムを見た人は詐欺じゃないのか?
調べますよね?
「パーフェクトインカム 詐欺」
みたいな検索ワードで。
そうすると、4番目以降のは広告費を掛けてアクセスが高いサイトを標的にし、詐欺など人が調べそうな検索ワードで上位表示を狙ってくるサイトです。
こういうサイトが非常に危険です。
そのパターン化された手グチを紹介します。
手グチ1 詐欺?など必ず?などを入れ断定しない
こういうサイトは人が興味を惹かれるようなキャッチーなタイトルが付いています。
そして必ずと言っていいほど「?」(はてな)を使用します。
なぜなら、詐欺かどうか断定できないからです。
もしその人が本当に騙されたのであれば詐欺と断定できますよね?
断定できないものを詐欺と断定してしまうと、名誉毀損など法的に問題があるので、逃げれるように「?」(はてな)を使用します。
手グチ2 特定商取引法について私見を述べる
こういうサイトは詐欺かどうか断定できないので、叩けるところを探していきます。
特定商取引法とは、訪問販売、通信販売、電話勧誘販売、連鎖販売取引、特定継続的役務提供、業務提供誘引販売取引、訪問購入
などで商品を販売をする際に、消費者を守るために掲載が必須となっている法律です。
インターネット上の取引に関しては、通信販売が該当します。
商材やコンサルなど何かを販売しているのであれば、掲載してない場合は法律違反となります。
無料で渡しているものに関しては、取引ではないので特定商取引法の記載は不要となります。
商品を販売している=特定商取引法の記載が必須
商品を販売していない=特定商取引法の記載は不要
と正しい知識を入れておいてくださいね。
批判サイトを見てたら、
無料提供のもので特定商取引法の記載がない、信用できない、だから稼げない
みたいな流れで、冷静に見るとなんの根拠もないものがほとんどです。
手グチ3 最後に自分の商品を売り込む
一通り批判が終わったら、必ず最後に商品の売り込みorラインなどへの登録の誘導があります。
詐欺かな?どうかな?と不安で調べた人に、詐欺かどうか断定できないけど、批判をひたすらして、ここまで批判する人が紹介するものだから安心という心理テクニックを使ったものになります。
でもまず冷静になってください。
まずその記事を書いてる人が誰だか全く分からないですよね?
信用するだけのエビデンスがありますか?
また、商品の売込みがある場合は、特定商取引法の記載が必要です。
が、まずこういうブログで特定商取引法の記載をしているのは見たことがありません。
商品を販売していない=特定商取引法の記載は不要
ですが、批判ブログは
無料のものでも特定商取引法がないと詐欺案件の確率が高いと書きます。
が、自身のブログでは一切特定商取引法の記載はありません。
冷静に見ればブーメランと分かって笑えるんですが、必死に調べるときは気づかなかったりするものです。
本来、ラインへの誘導であれば特に特定商取引法の記載は不要ですが、ラインの中で何か販売の案内をするときは特定商取引法の記載が必要です。
批判ブログを書いている目的
手グチ3の自分の商品やSNSなどに登録してもらうためになります。
批判されているのは、広告費が掛かっているサイト、もしくは知名度があってアクセスが多いサイトがターゲットになります。
ターゲットのアクセス流入を狙って、商品の販売や自分の顧客リストを増やしたい。というのが目的になります。
ですから、何か検索した時には客観的に、何が目的なのか?という裏の背景まで考えるとこういう詐欺みたいのには引っ掛からなくなります。
もちろん中には実際に詐欺にあった人が書いてるものもあります。
そういう人はだいたい詐欺と断定していますし、最後に自分の商品などの紹介はしたりしません。
情報収集しても、玉石混合の情報からどれが本物で偽物か、正しい情報を取捨選択する力を身につけてください。
まとめ
詐欺に引っかからないために、せっかく検索して調べたのに詐欺に引っかかってしまう
という本末転倒な結果にならないように、何が目的で書いてる情報なのか?
というのをしっかりと見極めてください。
ちなみに中西優太さんも存じ上げないですし、この方が扱ってるEAが詐欺なのかどうかも知りません。
SNSの広告で見たEAを調べたら批判ブログがあったので、例題としてあげさせてもらったまでです。
失敗しないEAの選び方はこちらの記事を参考にして判断してください。